転職活動をしているけど、応募するかどうか迷う時がある・ ・
仕事も忙しいし、ムダな時間は使いたくないなぁ。
仕事が忙しい中転職活動を進めているみなさん、おつかれ様です。
転職で絶対に失敗はしたくない一方で、早く今の会社は辞めたいし、実際に応募するとなると判断が難しい場面が出てきます。
この記事では、20代で2回の転職を経験し一部上場企業の内定をもらった筆者が迷ったらとりあえず応募するべきなのかどうか?という疑問にお答えします。
「とりあえず応募」してみた場合のメリットとデメリットについても経験を踏まえて並べてみました。
メリット・デメリットを把握できると判断に悩むことが減り、仕事と転職活動を同時進行する中で少しでも自由時間を増やすことができます。
たとえその企業に入社しなくても、とりあえず応募してみて面接を受けることには意外なメリットがあります!
筆者も第一希望の企業の面接だけを受けて内定をもらったわけではありません。
転職活動の中で色んな経験をして、紆余曲折することで実を結び第一希望の企業の内定を勝ち取ることができました。
基本的には、「迷ったらとりあえず応募」をオススメします!
- 転職活動で応募するか迷った時は「とりあえず応募!」が正解という話
- 「とりあえず応募!」と「応募すべきではない」時の具体的なシチュエーション
- 実際にとりあえず応募!するとどうなるのか?メリットとデメリット
これを書いているのは・・
都内の大企業で総合職として働いているアラサーOL
★転職エージェントを利用して2度の転職を経験
★業務の8割は英語でのコミュニケーション
転職活動において「迷ったらとりあえず応募!」はアリ!
転職活動を進めていくと、応募するかどうか迷う場面に出くわします。
2回の転職経験がある筆者からすると、こういう場合は「とりあえず応募する!」で問題ありません。
仕事も忙しい中転職活動も進めているわけで、みなさん非常に忙しいと思います。
入社意欲がない会社の面接を受ける意味なんてあるのか?という不安も出てきますが、一部を除き「とりあえず応募」が正解になります。
転職活動において「迷ったら応募!」が正解になるワケ
なぜ「迷ったら応募!」が正解になるのか。
答えは単純です。
例えその企業に入社しないとしても、自分がメリットをたくさん受けられるからです。
もちろん「とりあえず応募」といってもむやみやたらに全く興味が無い企業まで応募すれば良いというワケではないです。
次は、例えばどんなシチュエーションだと「応募すべき」なのか。「応募しない方が良い」のか。
具体例をあげて説明していきます。
とりあえず応募するかどうか迷った時はコレで判断!
転職活動中、とりあえず応募するかどうか迷うシチュエーションってこんな感じです。という具体例を用意しました。
転職を2回した筆者が自分の経験をふまえて応募すべき(〇)か、応募しない(×)か独断と偏見で判断しました。
- 選考を受けている会社がたくさんあって、スケジュールが空いてない→×
- 条件はあっているけど、会社や商品に興味を持てるか分からない→〇
- 自分の希望と大体マッチングしているけど、1つだけ気になる条件がある→〇
- 全く興味がないけどオファーをもらった→×
もちろんこの判断には理由があります^^
応募しない場合の解決策もお伝えします。
①選考を受けている会社がたくさんあって、スケジュールが空いてない→×
積極的に転職活動をおこなっているがゆえに、スケジュールがタイトになっているケースです。
今日はA社の面接!明日はB社の選考書類の準備!明後日はB社の面接!
自分が管理しきれないほど多くの企業を受けるのは、選考通過率が下がるのでやめた方が良いです。
書類や志望動機も上手く使いまわせばなんとかなるのでは?
と考えるかもしれませんが、転職活動はそんなに甘くありません。
同時に数社の選考を進めるのは大事ですが、自分が管理できる数に収めましょう。
▼この記事も読んでみる(関連記事リンク)
志望動機はコピペでばれる?誰でも使えるフォーマットが最強!
もしくは、面接や書類提出のスケジュール管理を「転職エージェント」にお願いしてしまうのもアリです!

・・主なサービスは非公開求人の紹介。転職希望者1人に対してリクルートの担当者1人。という形で担当制をとっているケースが多い。無料にもかかわらず「普通のリクナビ+密な転職支援サービス」を受けることが可能。 面談や電話/メールを通しての悩み相談など 。。
転職エージェント経由で応募すれば、企業との面談日程調整は転職エージェント側でやってくれます。
私たちは志望動機をサッと下書きして、エージェント担当と模擬面接をやってもらい精度をあげる。
個人的にはこれが一番効率よい転職活動の進め方だと思います。
受けたい企業がたくさんある人や、今の仕事が忙しくて時間が無い人には特にオススメします。
無料なのでぜひ利用してみてください。
転職エージェントという案内人に頼るのが賢いやり方です。
②条件はあっているけど、業界や商品に興味を持てるか分からない→〇
給料、勤務地、会社の知名度・・希望条件はあってるけど、業界や商品にいまいち興味がわかない。
これは転職活動中のあるあるです。
業界や商品自体に興味を持てるかどうかは大事ですが、書類選考の段階であまり重視しすぎるべきポイントではありません。
なぜなら、募集要項から読み取れる情報は限られているからです。
その業界や会社について理解できるは1割以下でしょう。
これについては筆者が経験済みです。
今勤めている企業に初めて応募した時の「仕事内容と会社イメージ」と、「面接を受けて実際入社した後の会社イメージ」には大きな違いがありました。
募集要項というA4一枚の紙きれを見てイメージした自分の妄想だけで、「この会社や商品に興味が持てない」と切り捨ててしまうのは非常にもったいないです。

ぜひ、面接で会社を訪問してみて実際に会社の雰囲気を肌で感じてみたり、人事担当に会社や仕事について詳しい情報をもらいにいきましょう。
③全く興味がない会社だけど特別スカウトをもらった→×
リクナビnextなどの転職サービスに登録していると、色んなメッセージが届きます。
残念ながら、ただ転職サービスに登録しただけなのに届いた特別スカウトはほぼハズレです。
あなただけの特別スカウト・・・?
しかも1年目から高年収!すぐに幹部候補・・・?
こんな甘いワナに引っかかってはいけません!
しっかり職務経歴書や履歴書を作りこんでスカウトを待つような、ビズリーチ系のサービスでない限り「数うちゃ当たる」でテキトーに送られてきたメッセージの可能性が高いです。
これはつまり、「誰でも良いから採用したい」のです。
そんな状況になるくらい、人が辞めていて困っているような会社ということです。
転職すべき会社ではないことは明らかですよね。
このような場合は、まず求人票に注意ワードが入っていないかチェックして候補からはじいていきましょう。
▼この記事も読んでみる(関連記事リンク)
やばい企業を見分ける!求人票の注意ワードとチェック必須の転職サイト
④自分の希望と大体マッチングしているけど、1つだけ気になる条件がある→〇
やりたい仕事だし、家からも遠くない。ただ、給料が・・・・!!!
応募したいけど1つだけ気になる条件がある!という場合はとりあえず応募をオススメします。
なぜなら、面接で気に入ってもらえば「交渉」できる可能性があるからです。
特に給料についてはガンガン交渉してみても良いと思います。
自分の今年度の見込み年収や、現在の会社での昇格イメージを伝えて「同等以上の条件で雇ってもらえないか」という交渉方法だと根拠もあり相手も納得感があります。
もしくは給与交渉自体や、交渉のやり方も転職エージェントに相談してみるのもアリです。
転職でとりあえず応募してみることのメリットとデメリット
転職活動において「とりあえず応募してみるべきかどうか」の判断基準についてお伝えしました。
筆者も「とりあえず応募」から選考に進んでいった経験が何度かあります。
それでは、実際に「とりあえず応募」してみるとどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
両方の側面から確認してみて、あなたはどうするのか決めてみてください。
【とりあえず応募のメリット①】面接慣れすることができる
面接を受ける、という経験は人生の中でも数が限られています。
本命の企業を受ける前に、何社か面接を受けて「面接慣れ」しておくべきです。
ほとんどの転職希望者は、就職活動以来の面接となり感覚が鈍っています。
はじめての面接で実力通り自分をアピールするのはかなり難しいです。
【とりあえず応募のメリット②】選考を受けるだけでも業界研究になり視野が広がる
社会人というのは、転職しない限り他業種の業界について詳しく知ることはありません。
面接で他業界の企業で働く人に話を聞けるのは非常に貴重な機会です。
選考を受けるだけでも業界研究になり、転職活動における視野が広がります。
世の中にはこんな仕事があるのか・・・。
この業界は勢いがあってこれから拡大していきそうだな。
このような気づきを得ることが出来ます。
社会人数年目では、まだまだ知らないことの方が多いです。
色んな業界の人と話してみることで転職活動に新しい選択肢が生まれるかもしれません。
反対に、「この業界は全く興味が持てなかったな」、「こういう働き方はしたくないな」というような気づきも得られます。
自分が「やりたくないこと」に気付くことも、自分の「やりたいこと」を明確にしていく上で大切なことです。
【とりあえず応募のメリット③】思わぬ自分の強みが見つかることがある
経験が浅いうちは、自分の強みがなんなのか思いつかないという人も多いです。
転職活動で面接を受けていると、思わぬポイントで評価してもらえる場合があります。
例えばこんなことが評価される
- 納期を守り、計画的に業務をこなすことができる。
- スピード感をもって仕事に取り組み、正確性もある。
「営業成績1位でした!」
「自分が提案したプロジェクトが採用され、成功へ導きました!」
こんな華やかなアピールポイントでなくても大丈夫です。
企業は目立つ人だけではなく、色んなタイプの人材を求めています。
とはいえ、自分の強みを自分で見つけるって中々ムズカシイ・・
「自分にどんな強みがあるのか」については、転職エージェントに登録した後に受けられる「90分の面談」でヒントをもらうことができます。
毎日転職希望者に向き合っている転職エージェントは人材の「良さ」や「強み」を見つけてくれるプロです。
無料で利用できるのでぜひ相談してみてください。
【とりあえず応募のデメリット①】スケジュールがタイトになり準備が雑になりがち
この仕事もおもしろそう!あの仕事も!話聞きたい!
視野を広く色んな企業に興味が持てるのはとっても素晴らしいことです。
しかし、全ての企業に応募しまくって調整しないと大変なことになってしまいます。
興味がある全ての企業に応募してしまうと時間が足りず面接準備が雑になってしまいます。
書類や面接の準備は思ったよりも時間がかかります。
選考を受けすぎて本命企業の準備が雑になるなんてことになると、本末転倒です。
自分が管理できる範囲で、選考を同時並行していきましょう。
【とりあえず応募のデメリット②】色んな企業を見すぎて本当の希望条件が何か分からなくなる
この業界は大変そうだけど給料が高くて良いなぁ。
勤務地は遠いけど、この仕事魅力的だな。
あれ、そもそも残業がイヤでワークライフバランスを大切にできる企業に行きたいんじゃなかったっけ?
とりあえず選考を受けていくと、企業についてどんどん情報が入ってきます。
2つ、3つ併行して選考を受けていると「本当に自分が行きたい企業はどこなのか」分からなくなってしまうことがあります。
始めは行く気がなかったのに、いざ内定が出てしまうと「本当に内定辞退して良いのか」真剣に悩んでしまうこともあります。
こういう時は、以下の2点を改めて再確認してください。
「自分がなぜ転職をしようと思ったのか」
「前職で不満が大きかったことは解消できるのかどうか」
こういった大事なポイントをクリアできていない転職をすると、結局また同じ悩みにぶつかることになり堂々巡りになってしまいます。
【とりあえず応募のデメリット①】質の悪い企業にムダな時間を割くことになる
世の中には、安い給料で人材をこき使おうとする「悪い企業」がたくさんあります。
残念ながら、たくさんあります。そしてそういう企業は求人を頻繁に出しているのでよく見かけることになります。
質の悪い企業に「とりあえず応募」してしまうのは時間のムダです。
こういう会社は簡単に内定を出すので、選考も進みやすいです。
しかし、入社する価値はないので結局面接や書類準備に使った時間はムダになってしまいます。
このような会社の特徴は以下の記事にまとめています。
求人票を見れば、見破れるようになってますので最初から切り捨ててしまって問題ありません。
▼この記事も読んでみる(関連記事リンク)
やばい企業を見分ける!求人票の注意ワードとチェック必須の転職サイト
まとめ:きちんと見極めれば応募したい企業はそんなに多くならない。だから、迷ったのは全部応募くらいでちょうど良い。
転職活動を進める過程で応募するかどうか迷う企業があった場合、以下のような判断基準で決めることをオススメしました。
- 選考を受けている会社がたくさんあって、スケジュールが空いてない→×
- 条件はあっているけど、会社や商品に興味を持てるか分からない→〇
- 自分の希望と大体マッチングしているけど、1つだけ気になる条件がある→〇
- 全く興味がないけどオファーをもらった→×
そして、とりあえず応募することのメリット・デメリットについても3つずつお伝えしました。
正直、悪質な企業をきちんと切り落とせれば「応募してみたい」と思う企業の数はそんなに多くなりません。
そのため、感覚としては「1つ2つ気になる点があるけど、もう少し情報を集めたいな」と思った企業には全て応募するくらいの勢いで問題ありません。
選考が進んでいる企業が3社以上になるようなタイミングもたまにはあるかもしれません。
忙しくなってしまったらスケジュール調整は転職エージェントに任せて効率よく転職活動を進めましょう。
- 無料でプロの転職セミナーを受けられる(書類の作り方、転職活動の進め方など)
- 転職するかどうかまだ迷っている段階でも相談してオッケー
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おわり。