転職活動には転職エージェントが便利らしい。
でも利用開始の前に面談があるみたい・・しかも1時間とか
うーん、時間つくるの面倒だなぁ。てか対面での相談とか緊張するわ・・ スキップして非公開求人を紹介してもらえないかな?
- 転職エージェントとの面談をスキップできるかどうか、公式HPの回答
- 転職エージェントとの面談のハードルを下げる3つの方法
- (経験談)転職エージェントとの対面面談の雰囲気はどうか
これを書いているのは・・
都内の一部上場企業で総合職として働いているアラサーOL
★業務の8割は英語でのコミュニケーション
★転職エージェントを利用して二度の転職を経験
非公開求人の紹介や面接や職務経歴書の対策など手厚いサポートを受けられる転職エージェントサービス。
無料でマンツーマンのアドバイザーを味方につけられる心強いサービスですが、ほとんどの場合「1時間程度の面談」を終えてからの利用開始となります。
しかし、転職希望者の中には1時間の面談の時間を確保するのも難しいくらい忙しい、つかれている。。という人も少なくありません。
スキップすることはできるのでしょうか?
複数ある転職エージェントの回答を公式ホームページから確認してきました。
そして、転職エージェントはなぜそんなに面談をしたがるのか、その情報も確認してみましょう。
また、実際に5つ以上のエージェントを利用した筆者が誰でもできる面談のストレスを減らす方法を3つお伝えします!
転職エージェントとの面談はできればしたくない・・登録だけというのはアリか?
とりあえず非公開求人とやらを見てからサービスを使うか判断したいんだけど、面談はスキップできないのかな?
本格的に転職エージェントを使うか迷っているひとのなかにはまずこう考える人も多いと思います。
これに対しては各エージェントが公式ページで回答しているのでそちらを確認してみましょう。
<リクルートエージェント回答>
転職を具体的に検討していなくても転職エージェントに登録し、求人情報を閲覧したり、紹介してもらうことは可能です。
<マイナビエージェント回答>
キャリア面談は対面で行うことが理想ですが、必ずしもそうでなければならないというものではありません。マイナビエージェントでは、キャリア面談を電話で行うことも可能です。
<パソナエージェント回答>
ご来社いただくことが難しい場合は、お電話でのカウンセリングも対応いたします。
<公式ページの回答まとめ>
- リクルートエージェントのみ、登録の上求人紹介ができるとの回答。
- マイナビエージェントとパソナエージェントは、対面が無理であれば電話面談しましょう。という回答。
基本的にどこもまずは面談をしてほしいみたいだね。
でもエージェントだって忙しいはずなのになぜそこまで面談にこだわるのかな?
8人に1人は転職を希望しているというデータもあるいまの時代。なぜ大量の転職希望者を相手にするのにいちいち対面での面談をしたがるのでしょうか?
これについても各エージェントが公式サイトで回答しています。
<サービス開始前に面談が必要な理由 >
- 転職職エージェントでは非公開求人を保有していますが、面談をしないと、登録者がどのような求人情報を知りたいのか、転職に対しどのような条件・意向があるのかが分からないため、希望に合致した求人の紹介がされない可能性があるからです。せっかく転職エージェントに登録しても有益な情報を得られないのでは、あまり意味がありません。(リクルートエージェント公式サイトより引用)
- やはり顔を合わせて直接話すことで意見を正直に言えたり、希望条件などを本音で伝えることができたりすることで、その後の転職活動におけるミスマッチを減らせるメリットがあります。(マイナビエージェント公式サイトより引用)
こんな理由だそうです。
ちゃんと希望に合わない求人を送るとあなたにとっても時間のムダになってしまうから、一度面談させてくださいね。ということみたいです。
疲れている中面談時間をつくるのはめんどうだけど、応募してみたい企業の求人がまわってこなかったり、ミスマッチで興味のない求人が送られてくるのはもっとイヤかも。
いや~でも面談緊張するなぁ、億劫だよ。
こういう人は面談のストレスを減らす方法が3個あるのでこれでハードルが下げることができます。
それぞれ詳しく解説していきますね。
転職エージェント面談のストレスを減らす方法
転職エージェントとの面談のストレスを少しでも減らすには3つの方法があげられます。
★面談のストレスを減らす方法 ★
①面談はいつ何のためにやる?登録の流れを把握しておく
②聞かれることを準備してメモに落としておく
③エージェントだって忙しいよね?それでもやる対面面談のメリットを理解しておく
①登録後のサービスの流れを把握する
人は「未知」のものに対して一番不安を感じます。
転職エージェントとの面談も、全体の流れが分かっていれば多少緊張やストレスが小さくなります。
面談の前と後には何をする必要があるのか把握するために登録の流れを一度サラッと確認してみましょう。
↓こちらのリンク先ページを開いたところから解説します。
①リクルートエージェントの申し込みページから基本情報を入力する

②本人確認登録メールを受信する

③プロフィール入力を続ける
- 氏名
- 住所
- 最終学歴
- 経験社数
- スキル
リンク先でこれらの詳細プロフィール入力を進めて完了。
ここまで入力すれば、一旦こちらでやることは終わり。あとは転職エージェントからの面談日程相談の連絡を待つだけです。
④日程を調整してエージェント担当との対面面談 or 電話面談をおこなう。
所要時間は1時間~1時間半です。
前半がエージェントからのサービスの説明。後半が転職条件や現在の状況についてのヒアリングという構成です。
エージェントに好印象を与えて良い求人を紹介してほしい・・
なんて考えて緊張したりしますが、ここで大事なのは自分をよくみせること、ではなく正直に話すことです。
何が自分の本音かさぐりながら言葉にしてみましょう。
④面談の内容を反映し、非公開求人の紹介が始まる。
わたしの経験では、「あなたの希望条件だと、例えばこんな求人がありますよ~」という形で 面談の終わりに10枚くらい求人票をもらうことが多かったです。
リクルートエージェントの場合、「Personal Desktop」という専用アプリがあります。
後日そのアプリ内にも、面談の時に紙でもらった求人票の内容が共有されます。
もちろんそれ以外の求人も追加でアップロードしてくれます。
転職エージェントの登録の流れの説明は以上になります!!!
②聞かれることを準備してメモに落としておく
面談の前後の流れを確認しました。
次は面談のストレスを減らす方法2つ目です。
面談当日に思ってもみない事を聞かれてアタフタしないために、軽く準備をしていくことが大事です。
準備としては聞かれることを事前にメモに落としておく、ことがオススメです。
どのエージェントを利用しても、転職エージェントから聞かれるポイントは大体決まっています。
あまりこまごま書いても準備する気が失せると思うので4点だけ。
- 今やっている業務の内容
- なぜ転職を希望しているのか
- どのような業界にどのような条件で転職したいのか(希望条件)
- いつまでに転職したいのか
その人の状況に合わせて深堀りして話を聞かれますが、大まかに上記の項目を答えられるようにしていけば面談はスムーズにこなすことができるでしょう。
また、面談はエージェントが転職希望者に質問するだけの場ではありません。
もちろんこちらが抱いている疑問を転職エージェントにぶつけても良いわけです。
(というか是非聞いてみてください。それが醍醐味なので。)
転職エージェントに聞いておいてよかった!というポイントは以下のような質問が多いようです。
- 客観的にみて自分の強みとなりそうなポイントは何か
- 自分と近い年代はどのような転職をかなえているか
- 現在の転職マーケット事情(企業が優位 or 転職希望者が優位)
- 長期的なキャリアプランの相談をしてみる。今回は無理でも経験を積み2回目の転職で自分の希望業界に転職できるかどうか、など)
知りたいですよね?知りたいですよね?(煽り)
面談についてアドバイスをもらいたいこと、自分の長期的なキャリアプランについてアドバイスをもらいたいこと。
様々な側面からプロの意見を聞き出しましょう。
あ!!あれ聞き忘れた!!!
となっても大丈夫。
面談の後も、エージェントとはメールや電話で連絡をとることが可能です。
アドバイスを頂きたいです。ということを伝えれば相談にのってもらえますよ。
ただやはり対面で話した方が短時間で深い会話をできるので事前に「聞きたいこと」もリストアップしておくと時短になります。
せっかく時間をとって面談にのぞむわけなので、エージェントサービスをフル活用していきましょう!
③対面面談のメリットを理解しておく
次は面談のストレスを減らす方法3つ目です。
対面面談のメリットをしっかり理解しておきましょう。
自分にもメリットのある話だ!と納得できれば少しは「面談やりたくない!!」という気持ちが薄れます。
各社転職エージェントがサービスを開始する前にしきりに対面面談をやりたがる理由については先ほど確認しました。
<サービス開始前に面談が必要な理由 >
- 転職職エージェントでは非公開求人を保有していますが、面談をしないと、登録者がどのような求人情報を知りたいのか、転職に対しどのような条件・意向があるのかが分からないため、希望に合致した求人の紹介がされない可能性があるからです。せっかく転職エージェントに登録しても有益な情報を得られないのでは、あまり意味がありません。(リクルートエージェント公式サイトより引用)
- やはり顔を合わせて直接話すことで意見を正直に言えたり、希望条件などを本音で伝えることができたりすることで、その後の転職活動におけるミスマッチを減らせるメリットがあります。(マイナビエージェント公式サイトより引用)
これに加えて、私の経験もふまえて「転職希望者側のメリット」をまとめるとこちらの通りになります。
- 自分の希望と、紹介してもらう求人のミスマッチを防ぐ(ここがずれるとエージェントサービスの意味がなくなる)
- 転職マーケットの状況についてや転職について不安に思っていること、こまごました質問を一気に聞き切ることができる。
- 自分の転職に対する考え方や現在の仕事について、口に出して誰かに伝えることで自分の本音が出てくる(頭の中で考えるだけでなく)。満足度の高い転職につながる。
面談はどんな雰囲気?
最後に面談の雰囲気について私の感じたことを書いておきます。
まず、転職エージェントの人は丁寧に敬語で対応してくれます。
(よく来たナァア!!※こんな人はいません)

向こうからすれば転職希望者は「お客さん」ともいえるわけです(エージェントにお金を払ってくれるのは企業ですが)。
関係性としては、習い事の先生やスポーツジムのトレーナーみたいな感覚が近い気がします。
時系列に沿って説明します。
はじめに会場に行くと受付をすませて個人ブースに通されます。

リクルートエージェントだとこんなイメージの個人ブースに案内されました。
個室でプライバシーは守りつつ、擦りガラスに囲まれていて閉塞感が少ない。
まるで面接みたいですね。ドキドキ。
でも緊張しなくて大丈夫ですよ。
担当エージェントが部屋に入ってくるので、挨拶を済ませます。
①まず転職エージェント担当側のサービスの紹介から始まります。
面談の前半は、しばらくエージェントの説明を聞くだけの時間になります。
この転職エージェントは「他のエージェント会社と比べて何が強みなのか?」意識して聞いてみましょう。
(20代の転職実績は豊富か、得意な業界、履歴書の添削や面接対策の有無、非公開求人の数など)
②その後転職における希望条件のヒアリングなどが始まります。
このステップに入るとエージェント担当の質問にわたしたちが答えていくのであれこれ話す必要があります。
こんなこといっていいのかな?ただの悩み相談みたいになっちゃった・・
残業がツライとか言うとやるき無いと思われるかなあ。企業に悪い印象が行くといやだなぁ。
こんな風にいろいろ考えてしまいます。
しかし、一旦安心してください。
相手は何人もの転職希望者の話を聞いてきた聞き上手のプロです。
あなたの希望条件をみつける「ヒント」をくれます!とりあえずなんでも話してみましょう。
その方が結果的に満足度の高い転職につながります。
こういっては何ですが、転職までの短い付き合いになるわけです。
恥ずかしい所を見られたり、弱みを見られても何か今後の自分の人生に不利になるようなことはありません。
それよりも、全てさらけ出して他者視点で仕事に対しての「自分の本音」を見つけてもらう方が、メリットが大きいですよ。恥ずかしいというちょっとしたデメリットは犠牲にして、大きなメリットを掴める方が良いです!
③1時間程度で面談は終わり。以降、電話・メールでの連絡がメインとなります。
マンツーマンで1時間越えの面談をこなすと思ったより体力を持ってかれます。。
帰りに甘いカフェオレでも買って糖分を補給しつつ家に戻りましょう。。

おつかれさまでした!!!
まとめ:転職エージェントと面談したくない気持ちは分かる。しかし面談をこなせばライバルよりも3歩は有利に転職活動を進められる!
word: 転職エージェント 面談 したくない
転職エージェントとの面談は避けられるのか、面談のストレスを減らす方法は何か、実際に経験して感じたエージェント面談の雰囲気などについてお話しました。
結論、
転職エージェントとの面談はリクルートエージェントのみ「登録だけで求人紹介はできる」、その他は「対面面談がむずかしいなら電話面談でも可」というものでした。
そして、面談のストレスを減らすには①サービスの流れを把握しておく、②聞かれることを事前に準備しておく、③対面面談のメリットを理解しておく、ことが有効であること。
面談の雰囲気としては、個人ブースでマンツーマンの面談となるため緊張感はあるものの、ていねいに敬語で接してもらえるため別にかしこまる必要はないこと。
をお伝えしました。
正直、面談がめんどうなのは分かる!
わたしもエージェントに5つほど登録しました。
新しく登録するたびに、「あ~、また同じ説明しないといけないのか」「これで大した求人なかったら時間のムダだよね」なんて思ってました。
しかし、エージェントのメリットは非公開求人の紹介だけではありません。
普通に転職サイトをながめながら自分で求人を選んで、自分なりに職務経歴書を作って、自分なりに面接対策をして、自分なりに入る会社を決める。
これではライバルと何の差もつきません。
転職したい会社が人気企業なのであれば、大量のライバルに「差をつける」ために転職エージェントという「自分専用プロのアドバイザー」を味方につけておいた方がよいでしょう。
また、転職エージェント担当との「性格の相性」みたいなのもあるので複数登録しておいた方が転職活動もやりやすいです。(合わないと感じれば他の所にすぐ乗り換えできる)
妥協しないで転職活動をやりきって良かった!
数か月後に新しい会社に入ってこう言っている自分をイメージすることができれば、転職エージェントの面談も少し前向きにのぞめるかもしれません!
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