今の職場はイヤだけど、転職して後悔するのも恐い
前の職場の方が良かったなんてことになったら、どうしよう
- 転職に対する漠然とした不安の正体
- みんな不安!転職に対する不安の種類いろいろ
- 不安に対する対処方法を1つずつ丁寧に解説
これを書いているのは・・
都内の大企業で総合職として働いているアラサーOL
★転職エージェントを利用して2度の転職を経験
★業務の8割は英語でのコミュニケーション
筆者は20代で2度の転職を経験しています。
転職で後悔しないためには、転職活動中に「どこをを失敗すると自分が一番後悔するか」にしっかりと向き合うことです。
これは人それぞれなので、自分の心に聞いてみることが大切です。
筆者はこの過程をきちんとこなし、満足のいく転職をすることができました。
転職成功!と自信を持って言えます
一方で転職をして後悔してしまう人には以下のような特徴があります。
- いまの職場から逃げたくて安易な転職をしてしまう
- 自分にとって何が大切か把握できていない
- 情報収集が雑
日本でも20代で転職するのが珍しくない時代になってきました。
モヤモヤした気持ちや辛い我慢をしながら働くよりは、思い切って転職した方が良いです!と自分の経験からも断言できます。
しかし、一度転職に失敗すると少なくとも数年間はつらい思いをしながら働き続けなければなりません・・。
そんな事態をさけるために、しっかり自分自身と向き合い「後悔の少ない転職」を叶えてきましょう!
転職して後悔したくない・・みんな漠然とした不安を持っている
転職をすると、多かれ少なかれ自分の生活に影響がでてくるためです。
人間関係、仕事内容、働くオフィス、なにもかもが新しくなります。
ハズレ企業に転職しちゃったらどうしよう・・
人間未知のものに強い恐怖をおぼえます。
ホラー映画でも一番ドキドキするのは、音はするけど存在が見えない・・気配はするけど何か分からない・・
こんな場面だったりしますよね。

これを解決するには方法があります。
自分が一番何を恐れているのかはっきりさせ、それを避けるべくしっかり対策することです。
つまり例えば転職先の人間関係が不安な人は、人間関係に問題が少なそうな企業、もしくは問題があっても対策をしてもらえるような企業にいけばいい。
漠然と「不安だし」「後悔したらいやだし」と、特に理由はないけど転職に挑戦できずにいる人はまず自分が何を恐れているのかはっきりさせてみましょう。
きっと漠然とした不安は薄れてくるはずです。
転職が恐い・・漠然とした不安の種類
転職したいけど、失敗して後悔したくない・・
転職を考えている人は誰でも一度はこのように立ち止まります。
具体的にどういった理由で後悔したくないのかは人それぞれです。
- またブラック企業にあたってしまうのが恐い・・
- 職場になじめず人間関係がうまくいかなかったらどうしよう
- 結果的に今より年収が下がってしまうかも
- 内定前に聞いていた条件と実態が全然違っていた・・
- 自分のやりたい仕事をやらされてもらえなかった
筆者の場合は、社会人1年目でパワハラを経験しているので、ブラック企業は絶対にイヤだ・・!そして、想像していた仕事と全然違うのもイヤだ・・!という気持ちが大きかったです。
「どこをしくじると一番後悔してしまうか」をポイントをはっきりさせることは重要です。
最悪そのポイントだけしっかり避けられれば、後悔することはあっても「まあ、トータルで見ると転職成功かな!」と思えます。
参考までに、筆者の成功例をご説明します。
1回目の転職でややブラック企業をひきあててしまったのでビビっていたのですが、2回目の転職は「トータルで成功かな!」と実感できています。
100点の企業というのは無いので、転職してみると今の会社にもプラスの面と、マイナスの面がありました。
まず筆者は、ブラック企業は絶対に避ける!そして語学力をしっかり活かせる仕事を選ぶ!とポイントを絞りました。
その結果、転職先は人間関係は良く、英語をフルに使った仕事をできています。
ただし、想像していたより残業がかなり多かったです(笑)
それでも自分の一番の希望は叶っているので「トータルで転職成功かな!」と思っています(正直大満足です。)
人間自分が絶対に叶えたい希望がかなえられていれば、他の悪い面には少々目をつぶれるものです。
好きな人に夢中だと、悪い所が見えないのと一緒だね。(え?)
では次のステップです。
「どこをしくじると一番後悔してしまうか」をポイントをはっきりさせることができたら、次はどうすればそのポイントを避けられるか対処方法を見つけることです。
ここまで掘り下げられれば、転職に対するハードルや恐さはかなり下げられますよ!
「私はここさえ守られていれば、転職で大きく後悔することはない!」と転職活動中にも冷静に選考を進めることができます。
後悔したくない!不安を解消する対処方法
自分が転職に対して「一体何をおそれているのか」「どういう結果だと一番後悔してしまいそうか」はっきりさせることはできましたか?
それでは具体的にどうすればこういった事態を避けられるのか対処方法をお伝えしたいと思います。
- またブラック企業にあたってしまうのが恐い・・
- 職場になじめず人間関係がうまくいかなかったらどうしよう
- 結果的に今より年収が下がってしまうかも
- 内定前に聞いていた条件と実態が全然違っていた・・
- 自分のやりたい仕事をやらされてもらえなかった
このように、転職を考えている人がどういった理由で後悔したくないのか人それぞれだということをお伝えしました。
1つずつ対処方法を確認していきましょう。
【後悔したくないポイント①】またブラック企業にあたってしまった
今の職場がブラック企業だな・・と感じている人は、転職してもまたブラック企業だったらどうしよう。という不安が大きいですよね。
このような不安には次のような手が有効です。
- 転職会議などの企業口コミサイトで社員のコメントを読みこむ
- 転職エージェントを利用し、エージェント担当者から企業にさぐりをいれてもらう
転職会議については以下の記事でも説明しています。
無料登録で現役の社員の声をみることができるので、とても参考になります。
また、転職エージェントの活用も有効です。
エージェントには無料でいろいろとお願いすることができますが、企業への質問もその1つです。
気になることがあれば、「自分→企業」に直接聞くのではなく「自分→エージェント→企業」と間にエージェントをはさんで質問することができます。
失礼のない、角の立たない聞き方でエージェントが情報をとってきてくれるので、余計な気を遣わずにすみます。
こういうことを聞いてみよう!
- 残業時間
- 社員の平均年齢
- 社員の平均勤続年数
【後悔したくないポイント②】人間関係がうまくいかず馴染めなかった
2つ目は、人間関係の心配を取り除く方法です。
いまの職場は給料は低いんだけど、人間関係は良いからなぁ・・。
転職はしてみたいけど人間関係が悪くて居心地悪いのはいやだな!やっぱりこのままでいいや。
人間関係が良いと、居心地よくなんとなく「このままでもいいのかな~」と転職を先延ばしにしがちです。
「入ってみないと分からない!」のが正直なところ。
しかし、ハズレの職場にあたらないために事前対策することは可能です。
次のような手が有効です。
- 大企業を選ぶ
- 募集条件が緩いところは避ける
- 転職会議などの口コミサイトで社員のコメントを読みこむ
大きな会社にはさまざまなメリットがありますが、その1つに「部署異動ができる」という点があります。
転職先で配属された部署になじめなかった場合、異動希望を出すことができます。
筆者の会社では上司が評価面談の際に、
なんか悩みある?辞めたくなる前に異動希望でもなんでも言ってや
と言ってくれました。(ノリが軽い。笑)
次に、募集条件が自由すぎる・緩いところを避ける。というのも人間関係の悪い職場をさける一つの手です。
こんな職場には、上から下までいろんなレベルの人達があつまります。
違うコミュニティで生きている人たちを一か所に集めると、残念ながらもめ事や不和が生まれやすいです。
そしてやはり、転職会議などの口コミサイトでしっかり転職先の情報をあつめること。
女性が多く、あまりガツガツした雰囲気はない。和やか。
体育会系ノリの社員が多い
このように職場の雰囲気を感じとることができるようなコメントも見られます。
自分に合いそうな職場かどうか、想像しながら口コミに目を通してみましょう。
【後悔したくないポイント③】結果的に今より年収が下がってしまった
年収は変わらないと思っていたのに、残業がなくなって手取りが減った・・
昇給額が少なかった。前の会社にいた方がもらえてたかも・・
3つ目は、予想外に年収がさがってしまうのを防ぐ方法です。
対策は以下の通り。
- 面接や条件面談でしっかりと企業側と条件を確認する。必要ならば年収交渉する。
- 転職エージェントを利用し、担当者に間に入ってもらいミスマッチをふせぐ
転職エージェントから企業に年収交渉してもらえることもあるよ!
【後悔したくないポイント④】事前に聞いた条件と実態が全然違っていた
4つ目は、募集要項や面接で聞いた条件と実態が全然違っていた・・という状況を防ぐ方法です。
対策は以下の通り。
- 競合他社の口コミや募集内容もみてみる。業界の体質を感じとる。
- 同業種の口コミや募集内容もみてみる。業種の傾向を感じとる。
このように業界の体質、業種の傾向というものがあります。
同業他社や、他の会社の同じ業種の求人内容や転職クチコミサイトでの評判と比較することで「あれ、あやしいな・・・」という直観をはたらかせることができます。
文字の情報だけでその会社をあきらめる必要はありませんが、面接で企業に気になる点を逆質問してみてもよいでしょう。
【後悔したくないポイント⑤】やりたい仕事をやらされてもらえなかった
5つ目は、希望の仕事をやらせてもらえなかった!を避ける方法です。
やりたい仕事のために転職したのに!
こういう人は、「なんのために転職したんだろう・・」と後悔が大きくなってしまいますね。
対策は以下の通り。
- 面接や条件面談でしっかりと企業側と契約条件を確認する。
- 転職会議などの口コミサイトで社員のコメントを読みこむ
- 転職エージェントを利用し、担当者に間に入ってもらいミスマッチをふせぐ
3つの側面からしっかり「はたして自分のやりたい仕事が本当にできるのか」確認していきます。
複数の方法で確認していくことで、「こんなはずじゃなかった!!」を防ぎます。
自分で口コミサイトを確認し、企業に直接確認し、転職エージェント経由でも確認しましょう。
まとめ:(経験談)自分にとって何が大事が条件を選ぶ
仕事でいやなことがあったり、ずっと我慢していることがあると「早く転職したい!」という気持ちが爆発してしまいますよね。
しかし、転職で不満を解消できるかはあなたがどれだけ自分自身と真剣に向き合えるかどうかにかかっています。
そこをまずはっきりさせてから、入社前にクリアにしていきましょう。
おわり。(記事内で紹介した転職者向けサービスのリンクを下に貼っておきます)
word:転職 後悔 恐い
筆者は5つ以上の転職エージェントを利用しましたが、リクルートエージェントやマイナビエージェントがおすすめです。