大企業から中小企業へ転職するかどうか迷っている。
中小企業が気になるけど、転職して後悔したくない。
安定した大企業から中小企業へ転職するのは勇気がいりますよね。
その一方、このまま今の会社で何十年も働き続ける人生で良いのかな・・と転職を考えることも少なくありません。
筆者は2回の転職を経験し、大企業・中小企業と両方で数年ずつ勤務した経験があります。
今から経験をふまえて中小企業への転職を成功させるコツをお伝えするので、ぜひ自分が一番輝ける会社への転職をチャレンジしてください!
- 中小企業への転職を考えたら始めに絶対やるべきこと
- 【経験談】中小企業へ転職する前に「知っておけばよかったこと」
- 大企業から中小企業への転職を成功させる方法
これを書いているのは・・
都内の大企業で総合職として働いているアラサーOL
★転職エージェントを利用して2度の転職を経験
★業務の8割は英語でのコミュニケーション
結論:中小企業に転職する目的をはっきりさせるべき!

大企業から中小企業に転職してみたいけど、中々踏み切れない。
こういう人は、中小企業に転職した後に「後悔してしまう可能性が高いのでは?」「絶対後悔したくない!」という気持ちが大きいです。
大企業から中小企業に転職する時は、まず始めに「転職する目的をはっきりさせる」ことをオススメします。
- 現状の何が不満なのか?
- 転職すれば不満は解消されるのか?
- それだけで良いのか?更に求める環境は?
これらをハッキリ文字にして残しておく。そしてスマホのメモやすぐ見返せる所に残しておくべきです。
目的をはっきりさせておけば転職してからも「転職でこの不満は解消された」「前の職場ではできなかったことが今できている」という風に実感でき、自分の気持ちが整理できます。
完璧な会社は無い。自分が一番輝ける場所を見つけるのが大事。

転職して絶対後悔したくない!
入社前に完ペキに下調べしたから大丈夫!
小さい会社でも、大きい会社でも、残念ながら完璧な企業というのはありません。
企業はよく人と同じと例えられますが、この部分も同じですね。
今の職場の方が優れている点もあれば、転職先の方が優れている点もあります。
筆者は中小企業、大企業どちらでも働いたことがありますが、トータルでメリットが大きいのは間違いなく大企業です。
しかし、中小企業の方が輝ける人もいます。
大切なのは相性ですね。
中小企業が気になるけど後悔したくない人達の退職検討理由

それでは次に、大企業から中小企業への転職を考えている人がどんな理由で退職を検討しているのかみてみましょう。
内定をもらった時はあんなに嬉しかった大企業も、いざ働いてみると転職を考えてしまうタイミングが出てきます。
大企業をやめて中小企業にチャレンジしてみたいと考える人の主な考えは以下の通りです。
- 自分がやっている仕事の成果や達成感を感じにくい
- 年功序列、体育会系のノリが嫌になった
- 高いスキルや実務処理能力を求められてキツイ
- 中小やベンチャーで大きな仕事を任されている友人が輝いて見える
どれも転職を考えるきっかけとなる充分な理由です。
でも、大企業の恩恵や待遇を捨ててまで中小企業に行くメリットは一体どれだけあるのだろうか。
中小企業では働くのは未知の世界。大企業と何が違うのだろうか・・。
次はそんな疑問を解決していきます。
中小企業に転職する前に知っておけばよかったこと

中小企業の良い所、悪い所は詰まるところ入社してみないと分かりません。
しかし、「これは知らなかった!意外だったな!」という所や「やっぱりな」という所を事前に知っておくのは大事です。
筆者が大企業と中小企業両方で働いた経験から、「中小企業転職する前に知っておけばよかった」と考えることを紹介します。
- 意外と大手企業並みに待遇が良い中小企業もある。
- やはり大企業はあらゆる面で恵まれている。
- 中小企業はクセのある人が多い。
【知っておくべきこと①】意外と大手企業並みに待遇が良いケースもある
筆者は歴史のある、なにかと古臭い体質の中小企業で働いていました。
色々と悔しい思いもしましたが、良かった所もあります。
それは、手厚い家賃補助とママへの好待遇です。
給料自体はあまり良くありませんでしたが、1万円で会社の近くに住むことができました。
私が払うのは1万円だけで、残りは会社が出してくれます。
これのおかげで月10万円以上貯金に回すことが出来ていました。結構良いですよね!
そしてママへの好待遇。
こちらも古臭い体質の企業にしては柔軟な対応をしてくれました。
基本的に会社として女性には優しい傾向があり、産休・育休はしっかりとれました。
復職後も無理なく時短勤務ができ、嫌みを言われたりするような事はなさそうでした。
【知っておくべきこと②】やはり大企業はあらゆる面で恵まれている
中小企業から大企業に転職した筆者は思いました。
やっぱり大企業はいいな。基本的な所が全てちゃんとしている。これはとても恵まれていることなのだ、と。
中小企業での荒波を超えてきて抱いた感想です。
中小企業では「え、そんなことある?」ということが日常的に起こっています(途中から慣れました)
中小企業の日常
- 初めて仕事を教えてくれる先輩自体が入社1年目で仕事をよく分かっていない。
- チームに課長が不在。直の上司が部長。誰も指示をくれない・・。
- あたりまえのようにサービス残業。
そんなんで会社としてやっていけるの・・?と思ってしまいます。
一方で大企業は、「普通のこと」が「ごく普通に」成り立っています。
大企業の日常
- 人材が豊富。新人はきちんと先輩にフォローしてもらえる。
- PCのオンオフ時間が自動で記録されており、残業代は1分単位で出る。
- 部署ごとの役目や仕事が明確にされており、意味不明な仕事は降ってこない。
【知っておくべきこと③】中小企業はクセのある人が多い
筆者が個人的に結構悩んだのがこれです。
良く言えば、キャラが濃い。

面白い人もいるのですが、付き合いづらい人も多いです。泣
これは、やはり中小企業の方が入社のハードルが低いので色んな人が入ってきてしまうんですね。
すぐに癇癪を起す人、強烈なお局様・・・
一方で大企業は入社のハードルが高く、変な人は選考の段階で落とされます。
筆者の会社はコミュニケーションをとりやすい人ばかりで、人間関係は非常に満足です。
大企業から中小企業への転職を成功させる方法

過去2回の転職を経験した筆者が行きついた2つの答えがあります。
中小企業への転職を成功させる2つの答え
- まずはブラック企業を徹底的にはじく。
- 自己流で転職活動をせず、転職のプロに相談する。
①まずはブラック企業を候補から徹底的にはじく
残念ながら、ブラック企業と呼ばれるような劣悪な環境の中小企業がたくさんあります。
人が少ないからこそ、制度が整っていない、役員の独裁政治がおこなわれている。こんなことはよくあります。
ブラック企業にあたらないように、自分から積極的にはじいていきましょう。
ボヤっとしていると、ブラック企業にあたります。
ブラック企業を避けたいのであれば、転職会議(※リンクは下)という企業の口コミサイトを確認するのがオススメです。
実際働いている人が、人間関係・残業・退職検討理由などについてコメントをしています。
コメントを書くと、他の企業の口コミを覗ける回数が増えるのでみんなで助け合いながら企業の口コミを集めています。

筆者は★2.5以上の企業を「優良企業」と判断していました。
自分の企業が★いくつなのか、転職する前に確認しておいても良いかもしれませんね。
②自己流で転職活動をせず、転職のプロに相談する
また、企業と直接連絡をとっている転職エージェントの利用もオススメです。
・・主なサービスは非公開求人の紹介。転職希望者1人に対してリクルートの担当者1人。という形で担当制をとっているケースが多い。無料にもかかわらず「普通のリクナビ+密な転職支援サービス」を受けることが可能。 面談や電話/メールを通しての悩み相談など 。。
パナソニックを受けたいなら、「パナソニックの独自面接対策レポート」というように企業独自の分析レポートがもらえるので面接対策がかなりしやすくなりますよ。
筆者もエージェントを利用して2回転職しました。これは強いです。

転職サポートのプロが担当としてついてくれて、マンツーマンの転職支援が受けられます。
大企業から中小企業に転職する時は、「転職する目的をはっきりさせる」ことをオススメします。
- 現状の何が不満なのか?
- 転職すれば不満は解消されるのか?
- それだけで良いのか?更に求める環境は?
転職エージェントに登録すると、初回に1時間前後の個人面談をしてくれるので転職のプロと会話をする中でこの3つを絶対に見つけましょう。
まとめ:中小企業に転職する目的をはっきりさせていれば後悔することは無い!

もったいない!!
後悔するよ!
周りからこんな声がかかるかもしれませんね。
しかし実際に働くのはあなた自身です。
中小企業に転職する目的を事前にはっきりさせていれば、大企業で働いていた時より満足度は上がります。
他人からすると100点の会社では無いかもしれないけど、自分との相性は100点!
そんな企業を選ぶことができたら、転職は大成功です!
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